Office MAIKO国語専門塾のつれづれ日記

Office MAIKOが思いついた時に書き記します。きっと、なかなか更新されません(苦笑)

徳島☆レンタカーレジャーランド企画☆1

レンタカーレジャーランド企画

        Office MAIKO 提案

☆はじめに

 徳島県は自家用車所持率が高い。観光都市でもない。そういう中でレンタカー業を営むのは難しくないか? 逆に、徳島県にはこれと言ったレジャー施設もなく、「デート」や「娯楽」に「ドライブ」を挙げる人も少なくない。ならば、そこを逆手に取って、車をレンタルすることを「娯楽」にしてしまってはどうか?と考えた。

人が自分の持ち車以外の車に乗りたいと思うのはどのようなときか?

  ①自分の車は4人乗りだが、旅行に出かけるのにワンボックスカーを借りたい。

  ②車を買い換えようと思っているので、購買候補の車を乗り比べたい。

  ③自分の経済状態では到底手が出ない高級車を運転してみたい。

と、こんなところだろう。このうち、①は既存のレンタカー業者を利用してもらうとして、②や③の人を対象にした新たなビジネスモデルを提案する。

☆レンタカーレジャーランドの骨子

 トヨタ、日産、マツダなど大手自動車販売会社にビジネスパートナー契約を依頼し、新型車をレンタカーとして無料提供していただく。

 顧客には、必ず会員登録をしてもらい、この会員登録と利用履歴は契約の自動車販売会社に情報提供することを了承してもらうことで10%オフなどの特典を設ける。

 顧客の利用方法は、

  ①既存のレンタカー業者同様、半日、一日レンタル方式

  ②プチレンタル方式・・・1時間とか2時間とかの単位でドライブを楽しんでもらう方式

  ③同型種乗り回し方式・・・新車の購入を考えている人のためのプラン。1台あたり10分~1時間程度で、複数の会社の同型種を乗り比べてもらう。オプションで希望者のみ営業担当者が同乗し、車の説明を行う。

 ②と③の場合は、必ず乗車した車のパンフレットと営業担当者の名刺などをお渡しする。レジャーランド内には、契約自動車会社の営業マンが常駐し、顧客の希望に応じて、相談ができるようにする。相談場所はレジャーランド内のカフェとする。カフェは外からも自由に出入りでき、普通のカフェとしても利用できるが、営業マンを同席させた場合、ドリンク代は無料となるシステムにする。途中で他社の営業マンに交代してもらうことも可能とする。自動車保険の相談ブースも併設し、ネットでやっているような「最安値検索」などを対面で相談しながら検索できる場所とする。(ネットもしくは自動車保険に詳しくない人が気軽に相談できる場所にしてあげる)

 車のメンテナンスなどは、車を提供している会社の責任で行ってもらい、営業マンの派遣などの人件費についても各社の責任で行ってもらう。

 新車を試乗するためには、論田などに行けば販売店が軒を揃えているが、例えば外国車のディーラーには敷居が高くて入りづらいという人もいるだろうし、乗り比べてみたい、と思ったときに、いちいちいろんな会社を巡って、その度に住所や氏名を記載し、営業トークに付き合う必要があり、それを面倒に感じる人もいるだろう。また、車のランクによって、販売店を分けている会社もある。ネットなどでは、同型種の比較検討をしているサイトがあるが、比較一覧の表を見ながら実際に車を見ることができたほうがありがたい。自家用車所持率が高い徳島だからこそ、できるプランではないか?

 また、県外からの客もどんどん誘致する。県内のドライブマップや観光名所を盛り込んだナビシステムを搭載し、県内各地の自動車販売営業所と提携して、ドライブ途中で車を乗り換えられるようにする。徳島は公共交通機関が発達していないので、観光名所を効率的に廻るためには、車は必要不可欠。だからこそ、その移動手段も「観光」の一つにしてしまおうというわけだ。例えば、県南日帰りコースの場合、徳島→羽ノ浦で一度、乗り換える。羽ノ浦→日和佐で乗り換える。日和佐から海南へドライブし、日和佐でまた乗り換える。日和佐→羽ノ浦で乗り換え、羽ノ浦→徳島とたどれば、ドライブ+観光をしながら、一日で5台の車に試乗することができる。もちろん、この場合は、3日前までに試乗希望車を登録しておいてもらう必要があるだろうが・・・。

 観光名所を盛り込んだナビシステムに店名を入れるときに、広告料をもらったり、会員証を提示すれば割引を受けられたりするシステムを構築していけば、県内各地(田舎も)活性化していくのではないか? ドライブがてらの「お立ち寄りスポット」として田舎町でもお店を繁栄させていく道が開けていくと思う。

 ラウンジでは各社のCMを流し、レジャーランドの周辺には車関係の店舗を誘致する。

 年間を通じて、いちばん利用の多かった車を「CAR あわード」として表彰し、表彰式はメディアも招待してのイベントにする。表彰式だけではなく、「新車発表会」や「新CMお披露目会見」など、年間を通じて車関係のイベントをどんどん誘致し、また発信し、顧客獲得につなげる。

 新車購入の契約をしてくれた場合、それまで乗っていた車の下取りは、中古車販売店5社ぐらいに一斉に査定してもらい、一斉に価格発表をする「下取りコーナー」を設けて、ここで下取りを請け負う。「下取りコーナー」は、司会者が居て、パネラー席に下取り会社の査定員が並び、一斉に下取り価格をオープンするような方式となっており、これをお客さまが観覧できるようにする。査定中は、「お宝鑑定団」の鑑定中に流れているBGMを流し、司会者が車の持ち主に「何年ぐらい乗られてるんですか」「走行距離は?」「この車でのいちばんの思い出は何ですか」などの質問をして間をつなぐというふうに、レジャー施設の一環にしてしまうのだ。下取り契約を取り付けたら、その契約書を持って、各販売店のブースに行けば、下取り価格相当のカーオプションに代替することができる仕組みも確立する。

 愛車自慢コーナーや車関係のゲームコーナーなどを設けても楽しいだろう。レジャーランドは、基本的には誰でも立ち寄れる場所とし、施設利用の場合に、会員証が必要となるようにすると、新規顧客を増やしやすいかも知れない。

(原案初出:2011年9月12日)