Office MAIKO国語専門塾のつれづれ日記

Office MAIKOが思いついた時に書き記します。きっと、なかなか更新されません(苦笑)

2015年の紅白に思う

2015年の紅白歌合戦を観ました。
ネットニュースによると、40~50才がターゲット視聴者層だったのだそうですね。
ふむふむ。
たしかに、アラフォーの私にとっても懐かしソングてんこ盛りでございました。

でもね、
あの頃の伸びやかな歌声が失われて、ツラそうな高音を聞いてると、
こっちまで息苦しくなるんだよ・・・とほほ。
レベッカのフレンズも、今井美樹のPeace of my wishも・・・。
夢舞台で「年齢」という現実を思い知らされた感じがいたしましたー。

そこいくと、年末のFNS歌謡祭の広瀬香美さんは素敵でした。コラボという演出をうまく利用して、伸びやかな高音パートは、西内まりやさんやMay Jさんに爽やかに歌わせて、ご自分もあの頃のままのパワフルな歌声をご披露くださいました。

氷室京介さんは、ファンの期待に120%お応えするだけのパワーがなくなったと、ライブからのご勇退を表明なさいました。期待してくれているファンに、どう応えるのかは、人それぞれ。受け取るファンの思いも、千差万別だと思います。

だから、私自身も、個人の感想として、
夢舞台は100%夢を見させてくれる場所であり続けてほしかった!!

紅白は、トリもね、残念でした。
近藤真彦さんは、ジャニーズ事務所では大御所なのかもしれません。デビュー35周年はたしかにメモリアルイヤーでございましょう。でも、国民的行事の紅白でトリを飾るほどのことではなかったと存じます。今年の大トリは、森進一さんに託すべきでした。
森進一さんは、紅白出場48回の大ベテランです。しかも、今回をもって紅白からの引退を表明していらっしゃいました。森さんの功績に報いるには、大トリという場をご用意すること、それが、日本人の心というものではなかったでしょうか?
国民的行事と銘打っているなら、そういう心を大切にしていただきたかったです。
NHKさんには、猛反省を求めます。


ちまたでは、ジャニーズ事務所がゴリ押ししたのではないかとの噂もございます。ネットニュースお得意の想像ネタです。実際のところはわかりませんし、事実がオモテに漏れ出てくることはないでしょう。事実がどうであれ、今回は、ジャニーズさんがお断りになるべきだったと存じます。
ジャニーズ事務所は、先輩後輩の関係性に厳しい事務所だそうです。ジャニーズ所属のタレントさんたちは皆さん、とても礼儀正しい方とうかがいます。そういうタレント教育のできる事務所なのであれば、トリを森さんに譲るというご判断はあったのではないかと私は拝察します。どこ発かはわかりませんが、その声はかき消され、今回の紅白と相成ったのでございましょう。

今年は、戦後70年の節目の年でした。森進一さんの「おふくろさん」は、そちらのメモリアルイヤーにふさわしい名曲でした。この曲で、一年が終わらなかったことは、返す返すも残念でございました。

来年の紅白に、期待します。