Office MAIKO国語専門塾のつれづれ日記

Office MAIKOが思いついた時に書き記します。きっと、なかなか更新されません(苦笑)

誰にでもできるオンライン授業②ITオンチにも簡単にできました!

誰にでもできるオンライン授業①」で先生方の心配ごとをクリアしたところで、実際のオンライン授業のやり方をお伝えします。
 世間ではZoomが大人気のようですが、Zoomは無料時間が40分制限だと聞いたので、私はSkypeを使っています。Skypeなら時間無制限で無料だし、画面を録画することもできるし、チャットも同時に使えるので便利です!
 オンライン授業を進めるためには、具体的にどうすれば良いのか、お教えします。

 

⑴アカウントを作る
 まずは自分のアカウントを作りましょう。作り方は、YouTube探せばいくらでも出てきます。生徒にもアカウントを作ってもらって、自分と生徒をつなぎましょう。ここまでのことをすべて個人で設定させることができれば良いのですが、もし難しそうな場合は、スマホ(もしくはPCかタブレット)持参で教室にきてもらい、設定と簡単な使い方レクチャーをしましょう。その場合、時差登校もしくは個人指導が望ましいと思います。


⑵授業用のグループを作成する
 Skypeであれ、他のアプリであれ、グループを作成する必要があります。このあたりも、YouTubeなどの専門的な人からの「やり方案内」のほうが親切丁寧だと思うので、私は割愛します。(人に説明できるほど詳しくない、というのが実態です。そんな私でもオンライン授業できるよ、というお話です)

 

 これで、オンライン授業の設定は完了です!

 まあ、ここまでのハードルが高いんだよねって方もいらっしゃるかとは思いますが、ここは生徒のためにちょっとがんばりましょう!
 で、「アカウント作ったりグループ作成しても、そこからどうやって授業を進めていったらいいのかわかんないんだよね」って方のために、私の授業の進め方をご紹介したいと思います!! まったく難しくありません。いつもの授業準備でOKです!

 詳細は、次へ

 

誰でもできるオンライン授業①先生の「心配ごと」にお応えします

コロナ騒ぎで、すべての学校現場で「オンライン授業」が現実味を帯びてくるなか、「いやいや、そんなんやったことないし。どうしたらいいか、わからんし。想像もつかんし」と途方に暮れている先生方も多いことと拝察します。

私自身、「やれたらいいけど、本当にできるかな?」という不安の中で、オンライン授業を始めました。対面授業、クラス授業にこだわってやってきた二十数年。オンラインに切り替えるのは、勇気が要りました。

まずお伝えしておきたいのは、「意外とできるよ」ということと、私たちが懸念している様々のことは、けっこうクリアできるよ、ということです。

まずは、「オンラインになったときの心配事」について、私の体験を記しますね。

 

⑴オンラインになったら、生徒が本当に授業を受けているか、心配

 対面授業の良さは、生徒の反応を確認しながら授業を進められることですよね。それがオンラインになってしまったら、生徒の反応が確認できず、また手元で内職されてもわかんない、という心配は付きまといますね、たしかに。

 これについて、私は次のようにクリアしました。

 まず、生徒の反応については、「必ずカメラをオンにして、顔を映してください」と指示しました。私の場合は10人くらいの生徒なのでSkypeで十分なのですが、Zoomならクラス全員の顔を一つの画面に映すこともできるようですよ。
 教室だと、自分が意識的に教室を見渡さないと、全員の反応を確認することはできませんが、パソコンであれば、画面の中にきちんと収まってくれるので、逆に教室よりずっと一人一人の表情が確認しやすいですw 
 目がパソコン画面に向いているかどうか、一目瞭然です。

 

⑵生徒の理解度を確認できないのはツライ

 私が使っているSkypeでは、画面の右側にチャットを開いておくことができます。一つの説明が終わったら、「ここまで、質問ない?」と必ず尋ねます。そのうえで、チャットに「ここまでのところは理解しました」と私が書き込み、このコメントにサムアップしてもらうことで生徒の理解度を確認しています。オンライン授業は対面に比べて質問がしにくいかなって心配したのですが、対面よりもオンラインの方が、質問が多く出ています。教室であれば、先生が前に立って、生徒は先生に向かって並んで座っているという形なので、前に立つ先生に「オーディエンス」から話しかけるのはちょっと勇気が必要になるみたい。でも、オンラインだと、生徒同士も先生も、同じ画面の中に同列に並びます。だから、発言しやすいみたい。これは、思っても無かったオンライン授業の副産物でした!

 

⑶生徒の内職、どうしたら防げる?

 生徒の内職問題については、たしかに心配ですよね。画面の下で別のことをしていてもこちらは気づけないかもしれない。いや、生徒のパソコンには、オンライン授業画面の隣に別の画面が開いていて、遊んだりネットサーフィンしたり、してるかもしれない。そんな心配は付きまといます。
 でも、やってみると意外と平気です。まず、画面の下で別のことしていたら、目線がこちらに向かないのですぐにわかります。授業の節目節目で生徒に反応を求めていけば、反応が遅い生徒に声をかけることができるので、生徒も気を抜けません。加えて私は、問題を解いたり、発問に答えてもらったりという双方向性を大切にしていますので、こうしたインタラクティブな授業を展開すれば、生徒は内職できません。

 

⑷生徒の学習状況をチェックしたい
 プリント一枚分の「ガッツリ解こう」の場合は、一度Skypeを切ってそれぞれに時間を与え、写真かスキャナで撮って私に送るよう指示することで、「さぼり」ができないスタイルに。ゆっくり宿題としてやらせたい場合は、「明日までに」と指示すればいいし、タイムトライアルさせたい場合は「今から、30分でやってね。30分後にまた繋ぎますよ」と指示します。一回Skypeを切るのは、画面から目を逸らして自分のテキストに集中させるためです。


⑸授業の双方向性を担保したい

 授業中の小さな発問は、まず個人チャットで私宛に全員が「こたえ」を送るよう指示、全員から返信が返ってきたところで、生徒全員にグループチャットに自分の答えをコピペさせて「せーの」で一斉に送信ボタンをクリックさせます。
 そうすれば、全員が答えないといけないし、全員の答えをみんなでシェアできるので「みんなで一緒に勉強している」という実感も作れます。
 IT端末を2台持ちしている学校などは、こうした「答えのシェア」はロイロノートで、授業画面はZoomで、みたいな使い分けができているようですが、多くの学校現場ではそんな「ぜいたく実践」は真似できないし、現実的ではないですよね。
 私の実践は、Zoomさえ使えない(お金ない!)、指導者がITオンチ、という状況でもなんとかなるよっていうものです!

塾の授業をオンラインにしています

コロナ騒ぎで、全国的に突然休校になってしまって、そのまま2019年度が終わってしまいました。休校宣言が出たあと、電話連絡程度しかできなかった学校もあれば、全員がタブレット2台持ちでZoomとロイロノートを駆使して2019年度の学びを終えた学校もありました。ICT環境の差異が、教職員の意識の差異が、教員のIT対応力の差異が、皮肉にも子どもたちの学びの保障に大きな差異を生み出してしまいました。


学習塾においても、多くの塾が苦悩したことと思います。塾においては児童・生徒の学びを止めてしまうとそれはそのまま収益源に繋がるので、経営の危機に陥ります。学校が休校になったからこそ、塾としては生徒の学びを保障する場でありたいと思う。でも、生徒を通塾させることは国の意向にそぐわない。
結局、多くの塾が「学校ではないから強制力は及ばない」との判断で、そのまま通塾授業を続けたようです。

本塾は、「学校が休校になっているのに塾が通常授業をするというのは間違っている」と考えて、3月からすべての授業をオンラインに切り替えました。
コロナウィルスの感染拡大を予測して、2月下旬には「いつ休校になってもおかしくない。休校になったらオンラインに切り替えるから」と生徒に通告し、Skypeの登録と使い方指南をしておいたのです。
だから、休校宣言にも慌てることなく、「ついに出たね。では、明日からオンラインね」と連絡するだけでした。

本塾では、もともと、クラス単位のLINEグループを作り、授業の連絡、宿題の確認などはLINEグループでやり取りをしていました。授業のあとには、その日の板書を写真に撮ってLINEグループで共有していましたし、授業中にスマホで自主的に何かを検索したり、板書の写真を撮ったりすることも奨励しておりました。YouTube動画や学びのサイトの紹介も、折々のタイミングで行ってきました。
こうした下地もあって、デジタル機器を使ったオンライン授業への移行がスムーズだったのだと思います。

とはいえ、私自身、デジタル機器に強い人ではありません。どちらかというと、「使いこなせない人」の部類に入ると自覚しています。得意ではなくても、誰でも今すぐにオンライン授業に切り替えられるんだよということを、実体験でお伝えしたいと思います!

(「実体験」は次のブログで)

合格体験記☆東京大学理科Ⅲ類(医学部)

 こんにちは。今年、東京大学理科三類に合格した武田悠人です。

 

 僕自身、受験を乗り越えるにあたって多くの人から助言をいただき厳しい戦いを乗り越えられたのだと思います。僕を支え続けてくれた家族、先生方には感謝してもしきれません。

 

 特に、黒田先生には様々なことでお世話になりました。このことについては、今から述べさせていただく僕の受験対策のなかでお話します 。

 

 僕自身多くの方から助言をいただきましたが、それを恩返しする方法は後輩の方たちに何か伝えることだと思いました。(←黒田先生の受け売りです笑)しかし、僕自身経験も浅く、アドバイスといった素晴らしいものを提供できると保証できません。したがって、僕がこうやって受験を乗り越えたという体験を綴ることによってこれから受験を乗り越えるみなさんを勇気づけられたなら、これ以上嬉しいことはないと思っています。

 

 これが、受験において僕が実践していたことです。これらは実は、父親、高校の恩師の先生、そして黒田先生のアドバイスを実践したことなのです。

 

①   模試の成績が悪いなど、間違えることがあった際、どういう思考回路に変えたら正解を自分の頭で導きえたのかということを考え、自分で解決しえたならそれをルーズリーフノートにまとめる、もし自分で解決できなかったなら信頼できる先生に自分で考えたことを言ってアドバイスをもらう

 

②   幅広い視点で勉強をする

 これについては僕が実践していた例を述べますね。

 

  1. a) (黒田先生にとっては読んだとも言えない量だそうですが)読書 

 (僕は文学で、教科書以外のものでは『三四郎』や『坊ちゃん』などを、堅いめの文章では『清貧の思想』『思考の整理学』などを読みました。あるいは、スティーブジョブズにまつわる話をまとめた本や、相対性理論に関する本なども読みました)

 

b)数学オリンピックの事典で勉強

(高校を超えた範囲での勉強をすることで、高校範囲の知識ではバラバラだった知識が体系的につながりました)

 ここで、僕が強く意識していたことは様々な、幅広い視点で勉強(受験勉強に限りません)することで互いの知識が繋がっていく経験でした。それをすることで、物事を一面からでなく見えるようになるではないか、と周りの人を見ていて思います。また、関係ないような複数分野の知識を融合させることで新たなアイデアが生まれると僕は思っており、この勉強法はアイデアを生み出すという点においてもいい効果が期待出来ると思います。

 

 実際、黒田先生の話を注意して聞いてみてください。先生は複数分野の知識を融合させて、類似点を比較してみたり、あるいは対比してみたりしてお話してくださいます。もし今の話が(抽象的すぎて)ぼんやりしてしまっていたら、先生にぜひご相談してみてください。きっと丁寧に教えてくださるはずです!

 

 もう一つ、お伝えしたいことがあります。それは、僕が受験勉強において強くこだわっていたところであり、信頼できる先生方からその部分が肝要だったとおっしゃっていただけたことだったので、これは正しい方法の一つだったと思っています。それは「一度やった問題は次自分が授業して相手を納得させられるレベルに納得して理解しているかを確認し続けた」ことです。

 

 「完全に理解」という言葉は多くの人が使っていますが、初めて受験勉強を行う人にとっては具体的にどういう基準なんだろう?と思ってしまうと思います。(実際僕自身がそうでした)けれど、この基準でこの言葉を捉えてくれて問題ないと僕は考えています。

 

 最後に、古文の勉強について僕が実践していたことを述べてみます。Office Maikoに週一回通っていたのでそれを前提によんでいただけるとありがたいです。(今、週二回のクラスもあると伺ったので、自分に合ったペースでやっていってほしいなと思ったからです)まず、宿題はしていかないとあとが怖いのできっちりやっていっていました笑。そして自習用に作ったルーズリーフノートに宿題で間違えた部分を書いていったりしていました。また、自習の段階では、塾で学んだ読解法や知識(敬語や助動詞のニュアンス、古文常識や古典の知識)を生かして、どうやったら問題集に書いてある正解にたどりつくのかということを綿密にチェックしてください。(この時に黒田先生が書いた板書を参考にすると良いと思います)もし、そのやり方で一つの文章に対して2、3時間かかったとしてもそれは大丈夫です。雑に多くやるより、量は少なくとも丁寧にやっていった方が、効果があったように思うからです。

 

 ここまで読んでくださってありがとうございました。書いていて感じたことは、文章では一方的になってしまい、しかも伝えたいことを完璧に伝えることが非常に難しいということでした。もし、生徒の方が受験に対して不安に思う、あるいは勉強法についてイマイチ自信が持てないなどの悩みがあれば、ぜひメールなどでご連絡ください。アドバイスは与えられないと思うのですが、一年前に同じ苦しみを味わった者として話を聞くくらいはできるかなと思います。

 

来年のよい報告を心待ちにしています

休講にしたら、雨やんだ。

学校が終わって、生徒が塾に移動する時間帯を狙ったかのように、
大雨が降った・・・。

大雨警報も出た。

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急いで、生徒たちに「休講のお知らせ」を送った。

1人だけ、移動中だったみたいで、メール送信をしている最中に教室にやってきた。
濡れねずみ・・・。
立ってるだけで、彼女の足元に水たまりができていくような状態。

「お休みって、今、メールしてたところだよ。急に降りだしたもんねー」
「はい。自転車で走ってる途中で雨が降ってきて、傘も持ってなかったので。」
「まあ、もし、今日、授業があっても、その格好で2時間教室に座ってたら、
間違いなく風邪ひくよ。はやく帰り!」

なんて感じで、休講にしたんですけど・・・。


授業が始まるこの時間、すでに雨は小降り~(´;ω;`)

チッキショー!!! 

・・・まあ、でもね、今朝は晴れだったから、生徒たち、傘持ってなかったと思うし、
もしも休講にしてなかったら、あの豪雨の中を、生徒たちは移動してきたわけだから、
みんなしてずぶ濡れだったと思うし。
そんな状態で2時間もクーラーの効いたお部屋に座らせておくのは、どうかと思うし。

休講にしたおかげで、大半の生徒は小降りになるのを待って、帰宅できたと思うんだよね。

うんうん。

だから、休講の判断は、間違ってなかった・・・よ、ね??

うー。でも、、、授業したかった・・・。無念っっ

変わる大学入試・・・知りたければ読むべき

ダイヤモンド・セレクト2016年8月号のご紹介です。
表紙が「中高一貫校・高校ランキング」となっているので、
あんまり関係ないわって、県内の方は思われるかもしれませんが・・・

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実は、この本の≪Cover Story≫には、

・大学入試の未来図
・10年後の大学入試 2026年冬、能堂家の受験風景
後藤健夫●教育ジャーナリスト
・東大・京大だけじゃない 加速する国立大の入試改革
Amazonサイトの「商品の説明・内容紹介」より抜粋)

記事が書かれているのです。
著者の後藤健夫氏は、私もよく知っている方で、
とても信頼のおける教育ジャーナリストです!

「最近よく聞く大学入試改革。入試が変わるの?
私に関係あるの? うちの子は?」

なんて漠然とした不安を抱えていらっしゃるなら、
ぜひ手に取って読んでみてください。

こちらからAmazonさんでお買い求めになれます・・・たぶん。

 

大学合格力ランキング?

ダイヤモンド・オンラインに、今年度の「大学合格力ランキング」が掲載されました。

zasshi.news.yahoo.co.jp

さすがの灘! 3年ぶりにトップに返り咲きましたね。
今年の東大理Ⅲ(医学部)は定員100人のうち、20人は灘高らしいから、さもありなん、ですよね。

トップ10には常連校が並ぶ中、5位に東京芸術大学音楽学部付属音楽が・・・。

まだ、元記事(『ダイヤモンド・セレクト2016年8月号 中高一貫校・高校ランキング 2017年入試版』)を読めていないので、なぜこの学校がトップ10入りしたのかは、わかりませんが・・・。

データだけで見ると・・・
卒業生38人中 東大0、京大0、早慶大1、医学部0
(ここからは、単なるちゃちゃ入れです!)
そしたらさ、Office MAIKOも入れてくんないかな?(笑)
だってさ、
卒業生20人中 東大1、京大1、早慶大2、医学部4

・・・って、がんばったのは私じゃなくて、生徒ちゃんたちでしたー!(笑)
しっつれいしましたーw