Office MAIKO国語専門塾のつれづれ日記

Office MAIKOが思いついた時に書き記します。きっと、なかなか更新されません(苦笑)

塾の授業をオンラインにしています

コロナ騒ぎで、全国的に突然休校になってしまって、そのまま2019年度が終わってしまいました。休校宣言が出たあと、電話連絡程度しかできなかった学校もあれば、全員がタブレット2台持ちでZoomとロイロノートを駆使して2019年度の学びを終えた学校もありました。ICT環境の差異が、教職員の意識の差異が、教員のIT対応力の差異が、皮肉にも子どもたちの学びの保障に大きな差異を生み出してしまいました。


学習塾においても、多くの塾が苦悩したことと思います。塾においては児童・生徒の学びを止めてしまうとそれはそのまま収益源に繋がるので、経営の危機に陥ります。学校が休校になったからこそ、塾としては生徒の学びを保障する場でありたいと思う。でも、生徒を通塾させることは国の意向にそぐわない。
結局、多くの塾が「学校ではないから強制力は及ばない」との判断で、そのまま通塾授業を続けたようです。

本塾は、「学校が休校になっているのに塾が通常授業をするというのは間違っている」と考えて、3月からすべての授業をオンラインに切り替えました。
コロナウィルスの感染拡大を予測して、2月下旬には「いつ休校になってもおかしくない。休校になったらオンラインに切り替えるから」と生徒に通告し、Skypeの登録と使い方指南をしておいたのです。
だから、休校宣言にも慌てることなく、「ついに出たね。では、明日からオンラインね」と連絡するだけでした。

本塾では、もともと、クラス単位のLINEグループを作り、授業の連絡、宿題の確認などはLINEグループでやり取りをしていました。授業のあとには、その日の板書を写真に撮ってLINEグループで共有していましたし、授業中にスマホで自主的に何かを検索したり、板書の写真を撮ったりすることも奨励しておりました。YouTube動画や学びのサイトの紹介も、折々のタイミングで行ってきました。
こうした下地もあって、デジタル機器を使ったオンライン授業への移行がスムーズだったのだと思います。

とはいえ、私自身、デジタル機器に強い人ではありません。どちらかというと、「使いこなせない人」の部類に入ると自覚しています。得意ではなくても、誰でも今すぐにオンライン授業に切り替えられるんだよということを、実体験でお伝えしたいと思います!

(「実体験」は次のブログで)