Office MAIKO国語専門塾のつれづれ日記

Office MAIKOが思いついた時に書き記します。きっと、なかなか更新されません(苦笑)

濃密な一日

 昨日は、9月11日。
 さかのぼること1週間、その「お誘い」は突然だった。

 「9月11日。何の日かわかるか?」キムタツ先生からのお電話。
 「・・・わかりません」
 「あほぉ!! きゅーてんいちいち やないか!」 

 「あ!」

 「それでな、その日にな、甲子園に野球を観に行くねん。 

 甲子園でウサマ・ビン・ラディンと平和を考える会 や! 来るか?」

 ・・・甲子園とウサマ・ビン・ラディンがどうつながるのか、イマイチ見えないままに、しかし即答した。「行きます!!」

 そして、昨日。

 まずは腹ごしらえ☆ 私が神戸に行くことを知った教え子Mのお誘いを受けて、Hが働くイタリアンのお店でランチをいただいた。 高校の時は、ちょっとヤンチャであったHが、立派なシェフになって、厨房できびきび働いている。なんだか、じーんとしてしまった。。。

 しかも、お料理が本当に「やさしい」味付けで。。。 そうそう、Hは、やんちゃにみえて、実はこんなふうに、心根のやさしい子だったんだよねー なんてことを懐かしく思い出しながら、彼のお料理を堪能した。 たっぷりとサービスをしていただいたおかげで、キムタツ先生が買ってくれた甲子園の焼きそばも唐揚げも、ほとんど入らなかった(^_^;)

 20120911120611

 Mとは、この後、夕方までたっぷりと思い出話をさせてもらった。ありがとう、MそしてH。


 夕方になって、キムタツ先生と合流。奈良県帝塚山高校の西山先生と3人で甲子園へ。

 野球の試合は、イマイチなものだったけれど、たくさん笑って、呑んで、騒いで・・・。
本当に楽しい時間だった。
 居酒屋では、キムタツ先生と、一番弟子・西山先生の飲みの席に同席させていただいたおかげで、研修会やセミナーでは絶対に聞けないであろうディープなキムタツイズムを拝聴することができた。本当に本当に貴重な体験であった。
 この歳になると、自分を本気で叱ってくれる人に出会えることなど、めったにない。
 キムタツ先生は、本当にどこまでも「先生」で・・・ 
 「だからな、そこがマイコの足らんところやねん! それではアカンねん!」と厳しくも愛のあるお言葉を下さり、「しっかりせぇ」とアタマを叩いて下さる。 自分が心から「師」と仰ぐことのできる方から、お叱りをいただき、気合いが入った!

 1年間に1000人近い先生方と出会い、1日のブログヒットが1万を超えるような有名人のキムタツ先生から、なぜ私ごときが目をかけていただけるのか、甚だ不思議なことだけど・・・(^_^;)

 ただ、その「愛情」にお応えできることがあるとしたら、私が、「古典教育」というフィールドで、しっかりと結果を出すことなのだろうと思う。 キムタツ先生は、実は古典にも造詣が深く、私は、自分の専門分野である古典ですら、もしかしたらこの人にかなわないのではないだろうか、と思えてしまうような状態だけれど(^_^;)、いつか、きちんと結果を出したい。

 あ!「いつか」なんて言ってたら、またキムタツ先生に怒られる~(>_<)
 はい! 「いつか」は禁句ですよね。
 チャンスには賞味期限がある のだから!
 これ、キムタツ語録です!!(笑)

 キムタツ先生は、本当にスゴイ人だけれど、だからと言って「ついていきます、どこまでも!」なんて言っても、先生は苦笑いをされるだけなのだろう。キムタツ先生は英語。私のフィールドは国語。英語と国語で「双璧」になることを目標にしないと、先生の期待には応えられないのだ。 大きなことを言ってしまったが、東大だって、
目指さない限りはぜったいに通らない!
目指しても届かないかもしれないけれど、まずは目指すこと、そしてその目標に向けて、必死に努力を重ねることからしか、何も生まれない。
 
 キムタツ先生は、努力している人を絶対に見捨てない。だから、まずは、見捨てられない自分になろう。 

 気合いが入りまくった、濃密な一日だったな、昨日は。

 とりあえず、「どあほ! 何やっとんねん。オマエがそうやって なんじゃかんじゃ 言うてる間に、オレは本を3冊書いたぞ。まず、書け-!徹夜してでもやれ!」とアタマをシバかれた、「あの件」からやります!!