Office MAIKO国語専門塾のつれづれ日記

Office MAIKOが思いついた時に書き記します。きっと、なかなか更新されません(苦笑)

10月1日!

10月1日ですね!!
それがどうした? なーんて言わないで(>_<)

学校というところは、4月始まり3月終わり なので
上半期が4-9月、下半期が10-3月ってことになります!

そう! 10月1日は、下半期の始まりなのです(^o^)ノ

生徒の制服が冬服に替わり、教室の風景が「黒く」なると
   いよいよ今年も入試シーズンの到来だな
と気合いが入ります!!

戦闘モードに切り替わるわけです!

センター試験まであと100日ちょっと。

どんなに勉強しても勉強しても、「足りない」と不安に
なってきてしまう時期でもあります。

今日、難関大の二次対策指導をした生徒も、不安で
自分を見失いそうになっていた一人でした。

高校に入ってからの2年半。
彼女は、誰よりも「復習の鬼」だった。
しっかりと復習をしている彼女にとって、
基礎力チェックのプリントなんかは、今さらやらなくても
穴はない、っていうぐらい、土台がしっかりしている。
難関大を志望している生徒にありがちなのが、
そういった「基礎力確認」を怠って、難しい問題ばかり
こなそうとする、というパターン。
結局、最後に「基礎知識」に穴ができて、入試でドボン。
となるのです。
本当に、難関大に手堅く受かっていく生徒は、
「わかりきった基礎力チェックプリント」を軽視しません。
どんなに「カルイ」と思った課題であっても、
しっかりと取り組むし、復習をする。

今日の生徒は、その点で、突出した「復習力」を
持って、ここまでの高校生活を過ごした子でした。

だから、きっと、学校の先生から
「大丈夫、君なら必ず合格するよ!
自信を持って、がんばれ!!」なんて
言われているのでしょう。

そう言われれば言われるほど、「嬉しい」よりも
「プレッシャー」を感じたり不安になったりするものです。

彼女も、そんな一人です。

授業には真面目に取り組み、予習復習を怠らなかった。
学校の宿題は、きちんとこなした。
テストのたびに、しっかり復習をした。
わからないことは必ず先生に尋ねて理解した。

それを2年半積み重ねてきたことが、どれほど素晴らしい
ことなのか、彼女は認識できないまま、
「自分は、学校と塾のことしかしてない。
難関大を受験するのに、演習量が足りない」
と焦って、自分を見失いかけていました。

難関大といったって、いちばん大切なのは、
土台となる確かな基礎力です。
コツコツと毎日を積み上げてきたことこそ、
最大の武器であり、彼女の持ち味であり、
魅力なのです。

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やってきたことに自信を持って!
やってきたことを信じて、さらに積み重ねて!
それでも不安になるなら、「これ以上はできなかった」
と言えるぐらい、努力を積み重ねよう!
今、やっていることを捨ててしまわないで!
今までの自分を否定しないで!
今の土台の上に、積み重ねるんだよ!
その先にしか、ゴールはないから。

小手先のテクニックで、ごまかして入試を切り抜けようと
するような「ハウツー本」にだまされないで!
基礎力のないところに、どんな「裏技」を使っても
そんなのは通用しないの!
あなたの持ち味と、良さを十二分に活かした戦い方を
しよう! それを間違ったら、勝てないよ!

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どんなに感極まっても、ぜったいに涙を見せない
彼女が、今日は大粒の涙を流しました。

彼女はこれで、きっと大丈夫です!

もう、自分を見失って迷走したりはしないでしょう。
きっと、受験までしっかりと前を見つめて走り抜けて
くれるハズです。

私も、彼女のことを全力でサポートしていきます!

そして、3月に、今日の涙を笑い話にしよう!!

今年下半期最初の指導は、
いつも以上に思いのこもった、アツいものに
なりました!

また、今春の卒業生がメールをくれました。
「先生の指導が生きていたようで(笑)、一般教養の
『古典文学』で学年5番以内の成績でした!」と。
難関国立大で、理系学部の一般教養とはいえ、
学年一ケタは素晴らしい成績です!!
・・・高校時代は、私にイジめられすぎて(笑)、
「日本人であることを疑うほど国語ができない」と
半泣きになっていた生徒でしたが、イジめた甲斐が
あったようです(笑) 本当は、入試時期には、すでに
トップクラスの国語力を持っていたのですけどね。
彼には、最後まで「誉め」より「けなし」の多い指導を
していました(笑) それが、こんな形で花開くとは。
優秀な成績を取った事実より、それをきちんと報告
してくれたことが、嬉しかったなぁ。
ありがとう、これからも、がんばってね!!

ここ数日、進路のことで、生徒と個人的に向き合う時間が
増えています。しっかりサポートして、それぞれの生徒が
夢を叶えられるよう、あと半年、生徒とともに走り抜けます!

生徒の皆さんには、ハードタッチな指導が続くけれど
ふんばって、しっかりとついてきてほしいと思います!

3月には、みんなでハッピーになろう!!!